ウィービングカラーとは、ハイライトやローライトを入れる時に、髪をチップ(ミリ単位の細かい毛束)にとってすじ状にカラーリングするテクニックのことです。
ベースの髪の色とウィービングした部分の髪の色に差を出すことで、立体感や動きを出すことができます。
チップの太さや間隔の幅を調節して、立体感や動きに変化をつけます。
チップはコームの柄で、細かく一束一束すくうようにしてとりわけます。
カラー剤がつかないように、すくった毛束をアルミホイルにのせてカラー剤を塗布します。
アルミホイルを使ってカラー剤を塗り分けることをホイルワークと言います。
フロントサイズの骨の出ている部分から、
図のようにハイライトとローライトを丁寧に分けていきます。
まず厚さ1cmのスライスをとり、ローライトを入れていきます。1cm間隔で、幅0.5cm・深さ0.5cmと幅1.5cm・深さ1cmのウィービングを入れバイオレット系6レベルの薬剤Aを塗布していきます。
厚さ0.5cmのベースを挟み込み、その上にローライトと
レンガ状になるようにハイライトを丁寧にいれていきます。
厚さ1cmのスライスをとり、幅1cm・深さ1cm・間隔1cmでウィービングをいれていきます。イエロー系11レベルの薬剤Bを塗布していきます。その上に、厚さ1cmのベースを挟み、同様にローライトとハイライトを入れます。逆サイドも同じように塗布していきます。
前髪と三角ベースの一番骨の出ている部分に、厚さ1cmのスライスをとり、薬剤Aをこちらにも塗布していきます。
5の上に、厚さ1cmのスライスをとり、幅1cm・深さ1cm間隔1cmでウィービングカラーを再度入れていきます。
そして薬剤Bを再度塗布していきます。
バックは、つむじの周囲の毛流れを確認しながら、1~4の要領でハイライト・ローライトを入れていきます。
そのため、右サイドのハイライトは他の三枚よりも若干サイドにずれています。また、左サイドにはフロントとのつながりを考えハイライトを一枚入れています。
ベースに、ナチュラル系8レベルの薬剤Cを塗布した状態です。30分間しっかりと放置し、その後しっかりと洗い流します。
ウィービングカラーを用いたビフォー&アフターをご紹介。やや前下がりのグラデーションボブです。表面にレイヤーが入っている。10レベルの赤みのあるブラウンを使用。
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